寝観音がチェスをする

女神coonelの観ている世界へようこそ。

問う

今 君は何を思う 無にした心で この先 君は誰を想う 無を翻した心で

魂が知ってる

初めて好きになったのも 最後に好きだったのも 君だったなら 何かとても幸せだなと ようやく気が付いたんだ でも 知ってるよ 君もずっと僕のこと 心のどこかで好きなこと 形にならなくても 僕らは生まれた日から両想い 魂が知ってる

今は何も

今は何も知らない だけどなぜかわかる 同じ靴を履いているように 分かち合える何かを 知っている 僕ら

ひとつの丸

生まれた日から 私たちは同じ数の「1日」を 今日もまだ続けられている 【ひとつの丸が 二つに分かれて 生まれてきた気がする】 そんな話をしたことなんて 一度もなかったのに 同じことを考えてたことが 不思議だったけど 【死ぬ日も同じ気がしてる】 そんな…

愛というものが

愛というものが あまりに当たり前過ぎて 君に言葉をかけることさえ 当たり前にできる事だと 思い込んでいたけど 愛というものが あまりに不確かすぎて 君が目の前からいなくなることさえ 当たり前にある事だと 忘れてしまってた

無邪気な邪気

ああ まただ この 爪のかからない もどかしさ どうして もう少し 気をつけなかったんだろう 無邪気な 私たちは 無邪気な邪気に やられた

それは まるで

それは まるで 白い雲だった 青い空に浮かぶ 夢のような やわらかさで 流れていった そんな 人だった

花とうねり

スピードの中で 生きている 僕たち 加速していく うねりに 翻弄されっぱなしなら もう少し 落ち着こう 花は 時を 誤らずに 咲き誇る

そんな そんな か弱さで

人混みの中で 独りが満たされる 一人きりの淵で 愛に満たされる そんな そんな か弱さで 生きている 君が 好きだよ

月夜の雫みたいなものだ

もどかしさが 心を育てるのさ やりきれなさが 心を広げるのさ 僕が君と交わした 君が僕と交わした 約束なんて 月夜の雫みたいなものだ

素と正

なんていうかさ 素直さは可愛さだけど 正直は痛し痒しだ

narcissism

言いたいことばかり 考えていても 言いたいことばかり 繰り返していても 何も救われないということ 自己愛は とても 不器用に 自分を愛することを 学ばせる 時には痛みを 誰かのせいにして 時には傷跡を 自分だけのものにして

傷跡

傷跡は 痛みを 加速する 買い被り過ぎだ 僕は 弱いよ

満ちた月に恋する桜と

さらり さらり 揺れて告げる 恋の音に あなたは ただ 光をこぼす 愛より かすかな 弱さと 恋より ひそかな 脆さで 想い 咲き誇らして すぐに散る この桜花 雲もない 夜空で 横笛を吹くような 風の音だけを 漂わせ あなたは 幾月 見てきたのでしょう あなたは…

熱脈

どくどくと 脈打ち 流れる血の熱さよ せめてこのひと時は 滾るままに冷めてしまうな 想いを決して 冷ましてしまうな

そうでしょう?

「なんてことはないんだ 君を失うことくらい」 愛する人に そんな強がりを言えるほど 人は強くはないんだ

時をめくる旅

生み出される彩りが言葉で 紡ぎ出される言葉が彩り そんな世界を 描くように声に出せば 命を吹き込む瞬間と蕩け合う そんな夢のような瞬間の接続 時をめぐる旅が 素敵過ぎてトキメクんだ

すべては地球の命とつながる

人はこの人生の中で様々な「死」で命を見送り、命の儚さを体感していきます。私達生きとし生けるものにとって、自分が持つ時間は有限です。 そして人や愛した動物などであれば「死」の後に心から祈る今がここにあるのだけれど相手が地球となるとその「死」に…

ね?

不思議だね 言葉を覚えれば覚えるほど 言えない言葉が増えるなんて 胸の中に言葉が 溢れるばかりになるなんて 不思議だね

目を覚ました夢

目を覚ました夢は あなたが望むほど あなたに近づいてくる その夢を叶える力があるか 何度も試しながら あなたを諦めず 見つめているのよ

a thermal burn

ああ・・・ 揺れる 拙い想いのカケラが 光を放ちながら 指先で触れたなら 赤い血が流れるでしょうか この想いにも似た 熱を放って 想いのカケラの数だけ 火傷しながら

優しい人

一度だけ たった一度だけ 2人で笑い合えたなら 限られた時間の中 ただ愛だけを贈ろう あなたは独りではないよ 優しい人だよ

Moon -月の夢-

月の輪郭を 指でなぞる あの月 照らされぬ夜は どんな夢を見るのかしら

Hug...

君の孤独が 君を苦しめるなら 温もりが伝わるまで そっと抱き締めていよう こんなことしか できないけど

どうする?

時代に隠されてしまった 本当の心の地図を 探しに出てごらん 君の求めてる世界が 君と出会う日を 今か今かと待ってるよ 必要なのは 歩み出す勇氣だけ さぁ その足を前へ出し 胸を張って駆け出して行け 君ならば 大丈夫だ

闇の光

静かな真夜中は 空を撫でると艶やかで たゆたう闇が綺麗で 密やかな奏でが沈んで 月読様の美しさそのもの 深遠の美しさが際立つんですよ 闇もまた 光なのですよ

焦げ跡

刹那いねぇ そんな風に胸かきむしって 消しても 消しても 焦がれる胸がちりちり 火の粉を撒いて ほら 泣いてごらん その 焦げ跡ごと 指で すくってあげる

ある意味解脱

「好き」という呪縛ではなく 「執着」という呪縛が解けたとき 相手の本性がみえますよ

星も月も陽も君を映す

星は少なくとも 希望は失くしちゃいけないよ 月は陰ろうとも 愛は失くしちゃいけないよ 陽は移ろうとも 君の中で滾る命は消しちゃいけないよ まだ君はここにいてくれなきゃ困るんだ

さきゆく

2月の夕暮れは冷たくて 白い花の咲くころに 胸が咲きゆく ねぇ 思わないかい? ひとりは 優しく ふたりは 恋しく 人はいつでも なにかに恋する